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建設費改善コラム

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統計とコンストラクション・マネジメント

2011/4/17

建設業の震災の影響2

前回に続いて、震災前後による建設業・建設費の影響を書いていきます。

まずは、建設資材物価指数

これは、3月のデータも載っているようですが、
多分、3月前半までの相場を集計したものだと思います。


今年に入ってから緩やかな上昇傾向にありました。

建設ナビの建築費指数

資材に吊られる形で、手間賃も若干改善され、
緩やかに上昇傾向にありました。

東京の着工状況を見ても、昨秋頃から分譲マンション(緑)の
戸数に改善が見られていました。


↑クリックすると綺麗に見えます。

そして、景気に改善が見られた矢先に震災です。

「東日本大震災」に関する 建設資材情報
を見ても、躯体関係のなかで鉄筋・型枠資材、電線・ケーブルは強含みの予測が出ていますが、
他は変わりませんし、現場の感覚と同じで、
既に改善の兆しが出ているものもあります。

お客様の中に、資材を大量生産したらその分安くなるんじゃないかなどど
思われる方も居るかもしれませんが、そんなことありません。

資材は、景気が良くなれば(需要が増えれば)上がりますし、
海外の影響も受けます。

今、最も注目しているのは、
3−4月の建設工事受注動態です。

その中でも、土木の災害復旧は早急に加算されてくるとは思いますが、
建設工事はどうなのか・・・

45兆円ある建設業(土木・建築含む)の年間総出来高に対し、
5000億円の仮設住宅の予算が、
今年度の総出来高にどのような影響をあたえるのか・・・

大体、翌2−3月竣工に向けて3月に受注は増えるのですが・・・
この混乱により、首都圏ではゼネコンは受注高は伸びていないのではないかなと思います。

ゼネコンは普通受注してから下請けと最後の単価交渉をするので、
今後の単価に反映されてくると思います。

今後数ヶ月で、
資材・人区の東北、首都圏トータルでの需給バランスがどちらに動くか
注視が必要だと思います。

ただ、その中で、事業収支を組むときは、5−6ヵ月後の建設費指数換算で、
もしかしてに備えて97-100レベルぐらいで考えといたほうが、
お施主様のためになるのかなと思います。

ガソリン、米、納豆の供給が戻ってきているからといって、
直ちに、建設費に影響はないと思うより、
確証が取れる統計がない中では、あがるかもしれない要素がある中で、
思ったより上がらなかったり震災前より下がったならば、
それは、それという考えでないと、
賢明ではないと思います。

1年前の概算時には急激に上がる要素が全くなかったのですが、
徐々に上昇傾向でいたここ数ヶ月の中で、
今は、もしかしたら、上がるかもしれないし、
もしかしたら首都圏での着工数が伸びずに、
今と変わらない、もしくは91−92ぐらいかもしれません。
(90以下になることは絶対に無いと思います)

建設よりも上下の速さの速い
不動産(地価や分譲坪単価)の動きや、
液状化エリアの大規模マンション開発がどのようになっていくかも
注視していく必要もあると思います。

一方でコンストラクション・マネジメント
ではどんな状況であっても
相場から10%以上コストダウンは可能です。

相場は常に動くので注視は必要ですが指数換算で
100→90
90→80
ということです。

今後、震災を挟んでコンストラクション・マネジメントを行った2億ぐらいの物件について、
どうなったかについては、書いていこうかと思います。

震災直後、米も、カップ麺も、ガソリンも、電気もない業者さんが居る中で
瞬間的に跳ね上がった業者さん(便乗?保険?)も一定数いましたが
もちろん、震災前単価の総見積額と比べて恥ずかしくない結果は残しました。

参加したゼネコンさんや専門工事会社さんがブログを見てると
こんな状況でも叩いた酷い人みたいに思うのも嫌なので
若干オブラートに包んで書こうかと思います。


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