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建設費コストダウンのテクニック

2011/9/8

建設費コストダウンのテクニック4

建設費コストダウンのテクニックの続きを書いていきます。

建築主が建設費をコストダウンする上で、
一番肝心なテクニックはコンストラクション・マネジメントを導入することです。

VE・CD等は普通に見積ってもゼネコンがある程度は、やってくれます。
これだけの為にコンサル会社を入れる意味は余り無いように思います。
(これだけのコンサル会社も一杯あるようですが・・・)

ただし、建築主が折角コンストラクション・マネジメントに興味を持ち導入しようと思っても、
上手く導入まで進まない場合があります。

例えば設計事務所や管理会社などが妨害・反対してくてるケースが考えられます。

何故なら彼らにとってはコンストラクション・マネジメントを導入し、
建設費をコストダウンすることに全くメリットがないと感じるからです。
少なくとも、彼らの収益になることはないでしょうし、
場合によっては、あてにしていたゼネコンからの紹介料が入らないということもあります。

設計事務所によっては、全くコンストラクション・マネジメントという存在を知らなかったり、
間違った理解から、
「自分はこれまでずっと、そんなやり方やったことないし、これでやって来た」
という偏った考えから拒絶する場合もあります。

大学でそんな単語の存在すら教わっていないし(アメリカにはこれだけの学科もあるらしいですが)、
建築関係者同士の情報交換で聞いたことがなかったりで、
「そんなことしなくても自分の知ってるゼネコンで安いところがある」
と言い出したりすることもあります。

その安いに根拠はあるのでしょうか?

設計事務所が安いところがあると言われるのであれば、
設計事務所の方でも見積って頂いても結構です。
kkenji1は根拠を持ってそれより10%以上安い、同格以上のゼネコンのお見積をお持ち致します。

そして一般の見積と同じように、民間(旧四会)連合協定 工事請負契約約款に則った、請負契約をゼネコンと結んでいただきます。

約款を一読して頂ければご理解頂ける様に、施工上の責任の所在は、明確です。
CM方式による見積・受注を否定するのであれば、
この方式で受注したゼネコンの施工能力の全てを否定することと同じです。

kkenji1も携帯電話が普及し始めた頃、
「そんなもの要らない。無くても生活できるし。」
と、言っておりました。

しかし、今は肌身離さず携帯が必要です。

余り好ましい事ではありませんが、kkenji1が小さい頃は派遣労働という
労働形態は余り耳にしませんでしたが、今はどうでしょう?

世の中は物凄いスピードで動いております。
10年前の常識は全く通用しなくっています。

建設業界でも時代の動きを敏感に察したゼネコンは、
コンストラクション・マネジメントによる受注、
新規の下請の開拓に理解を示し積極的に動いております。

ゼネコンは7年前と今では置かれている状況や、
下請(専門工事会社)に対する考え方も全く変わってきています。
逆に専門工事会社のゼネコンへの考え方・付き合い方も全然違ってきています。

今や、スーパーゼネコンでさえCM方式に参戦する時代です。

ここ数年で多くのゼネコンの受注方法の一つとしてスタンダードに限りなく近づきつつある
コンストラクション・マネジメント方式について
建築主が時代の変化を如何に察し、設計事務所を如何に巻き込むか?

経営者としての嗅覚が試されるていると思います。

建築が本業ではない建築主様は、設計事務所に意見を求めたくなるとは思いますが、
設計事務所がCM方式の存在自体を知らなかったり意味が正確に理解出来ていなければ、
意見を聞いても余り意味の無いことだと思います。

知らない物を聞かれても、「何とも答えようがない」から、
取りあえず安全側に言っておくというご経験は、建築主様にもあることでしょう。

請負契約を結ぶまでは費用は発生しませんので、
CM方式で見積って、設計事務所同席の上、
選定されたゼネコンと顔を合わせて、ゼネコンの自信と意気込みを良く聞き、
値段を比較しながら10年後の未来を良く考えてみて下さい。
設計事務所は、この状況まで来ると否定できる根拠は何も存在しなくなると思います。

そして、その時にこのブログのテーマである下記の
「誰の為に建築するか?」
を確認してみてください。

今、この記事を折角読んでいたのに・・・10年後に振り返って、
時代に乗り遅れたと思わないようになって頂ければ幸いです。


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