
社長ブログ
2014/10/20
東京の都市力は世界4位
日本の首都「東京」は世界的に見てどれくらいの水準にあるのか?
これは日本人にとっては関心事の一つでしょうが、この度、森記念財団のシンクタンクである都市戦略研究所が「世界の都市総合ランキング2014」を発表しました。
その結果によると東京はロンドン、ニューヨーク、パリに次ぐ4位にランキングしています。
このランキングは世界の主要40都市を対象にして、経済、研究・開発、文化・交流、居住、交通・アクセスの6分野で総合力を評価しており、2008年から行われています。
この発表を受け、都市戦略研究所の所長である竹中平蔵・慶応大学教授は海外からの訪問者が増えたことを大きな改善分野として挙げつつも、日本に続くシンガポールやソウルが肉薄していることを懸念材料としています。
分野別にみると経済、研究・開発は1位・2位と十分な評価を受けているのに対して、文化・交流では6位とトップのロンドンの3分の1を若干下回るという結果になっています。
これは2020年に行われる東京オリンピックに向けてどのように変化するのかが争点となっており、今後の期待が一番かかるところといっていいでしょう。
最近は東京で一番住みたいと言われる吉祥寺でも大幅な開発計画が進み、ガラス張りのビルへと次々と建て替えられています。
都市整備に関しては十分な機能を果たす東京ですが、観光客以外の訪問客拡大には文化・交流面での改革が重要となってくることを考えれば、今後の東京の都市力の向上にはこの点の改善への期待がますます高まってきますね。
後はグローバルなこの時代に対応すべく、移民受け入れなどでしょうか。
株式会社ニーズ・コーポレーション
代表取締役 芹澤 豊宏

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